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藤原 徹平

【GROUP】代表対談 Vol.2

亞星通股份有限公司(STAR TO ASIA) 董事長(CEO) 藤原 徹平

■経歴
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兵庫県西宮市出身
2002年 大学卒業後、菓子メーカーに入社
2006年 株式会社ファインドスターに入社
     同社執行役員
2013年 台湾で海外事業を立ち上げ
2014年 ファインドスターのグループ会社、
     亞星通股份有限公司(スタートアジア)を創業
2015年 ファインドスター社外取締役就任
2017年 上海星到亞市場營銷策劃股份有限公司(スタートアジア上海)を設立
2018年 日本の営業拠点としてスタートアジアジャパンを設立

主な受賞歴
・アジア通販サミット2018(Asia Direct Marketing Vision)において越境EC賞受賞
・人事評価機関であるHR Asia(本社:マレーシア)が行うHR ASIA AWARDにおいて、
 2019・2020年(2年連続)『Best Companies to work for in ASIA(アジアを代表する働き方のベストカンパニー)』を受賞
・中華民国傑出企業管理協会(OEMA)が行う、優れた企業、創業者、サービスを評価する、
 金峰獎十大傑出企業選抜活動において2020年『第20回金峰獎十大傑出企業(台湾の十大優秀企業)』に選出
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■インタビュイー:渡邊 敦彦
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株式会社ファインドスター 代表取締役CEO
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“圧倒的な努力の原体験”

渡邊:僕と藤原さんとの出会いは、14年前だったかな?
藤原:そう。2006年にファインドスターに中途入社した時だね。なべちゃん(渡邊)は自分より一年前に入社してたよね。
渡邊:藤原さんが入社日の自己紹介で、吹奏楽をやっていて大学の時に参加した世界コンテストで世界6位になった実績を自慢してたのを覚えてるよ(笑)たしか学生時代は、強豪校の吹奏楽部にいたんだよね。
藤原:きっかけは、小学校の先輩に誘われて始めたんだけど、中学、高校、大学、社会人バンドでもやってていずれも全国レベルの強豪団体だった。全国大会には8回出たかな。
渡邊:確かチューバっていう大型楽器吹いてたんだよね?なんでチューバをやろうと思ったの?
藤原:もともと違う楽器を吹いてたんだけど、中学二年の時に交通事故で骨折して、入院して帰ってきたらチューバ担当になってた。チューバってあんまり人気ない楽器で人が足りなかったから藤原がいない間にあいつチューバ担当にしてしまえって感じで(笑)
渡邊:上手だったの?
藤原:世界コンテストでソロ吹いてたくらいだから、自分で言うのも何だけどまぁアマチュアではそこそこ上手だったかな。吹奏楽で花形の楽器ってトランペットとかサックスとかだけど、チューバって他の楽器に比べてやる人が少ないからトップ狙えるのよね。13年間くらい続けてたよ。
渡邊:藤原さんってひとつのことにずっと打ち込んですごい努力する性格だよね。
藤原:そうね、やるって決めたら登り詰めるまでずっとやる性格かな。日本の大会とか12分の演奏のために何ヶ月も同じ曲を練習するんだけど、結果を出すためにひたすら努力し続けるというのは吹奏楽を通じて学んだと思う。

“事業家の祖父と商売人の父”

渡邊:ファインドスターには中途入社で、新卒では、食品メーカーに入社したんだよね?
どんな仕事してたの?
藤原:お菓子が好きだったからという学生時代の安易な考えで入ったんだけど、コンビニチェーン向けの営業とPB(プライベートブランド)開発とかやってた。
渡邊:いまと全然仕事違うじゃん(笑)どうだった?
藤原:「どうやったらトップになれるか」とか、「人と違うことをやって価値を出そう」とか考えて工夫してたから、結果的には良い仕事が回ってきて活躍できて楽しかったよ。でもお菓子会社ってトラディショナルな業界で、このまま菓子だけを開発して売っていく仕事で本当に自分は成長できるのか、と自問自答して。結果も出したし次のステージに行きたいなと思い始めたんだよね。
あと、振り返って思うのは自分には安定的な仕事が向いてなかった。もともと、おじいちゃんが事業家で、父親も商売人で、自分でビジネスをやってやるぞという遺伝子が継承されてるのかな。そんな人間が安定した会社に入ってもそのうち飽きるよね(笑)
渡邊:藤原さん商売人だもんね、絶対DNA入ってると思うわ。
藤原:5歳くらいの時におじいちゃんが亡くなって、葬儀で1,000人以上の参列者が来たんだよ。その時におじいちゃんってすごい人だったんだなって子どもながらに思って。自分もそんな人になりたいとどこかで考えてるのかも知れないな。

 

“FINDSTARとの出会いとライバルの存在”

渡邊:転職先はなんでファインドスターを選択したの?
藤原:実はリクルートとか楽天を受けようと思ってたんだけど、人材紹介会社のキャリアアドバイザーから、「小さくて面白いベンチャー企業があるから、試しに受けてみたら?」と言われたのがきっかけだった。
渡邊:いきなり本命を受けるんじゃなくて、一回練習しようかってことか(笑)
藤原:そしたら、面接で内藤さん(現ファインドスターグループ代表)に「30人の組織と2,000人の組織、どっちの方が出世できると思う?」って質問されて。あの人の口説き方本当に上手だよね。それで結局はまったく入社する気がなく受けたはずのファインドスターに決めた。
渡邊:藤原さんは入社してきたとたんに、すごいテレアポ量と行動で当時ファインドスターが取引できなかった大企業をどんどん開拓していってたのを覚えてる。大型受注に会社が湧いていたのに、俺はくやしさと嫉妬があって面白くなかったんだよね。
藤原:別のチームにいたのもあってか入社してから僕ら数ヶ月ほとんど話したことなかったよね。
渡邊:その後、藤原さんはすぐマネージャーに昇格して、俺はなれなかった。半年であっさり追い抜かれた。それで、俺は、藤原さんに営業同行お願いしたりして、ゼロから営業を学ばせてもらったんだよね。当時、本当に藤原さんには影響を受けたよ。
藤原:よく覚えてるよ、教育商材の会社に訪問した時ね。あとさ、確か2007年だったかな、社員旅行で上海に行ったの覚えてる?あの時になべちゃんとすごく仲良くなって。
渡邊:そうそう、あの時に僕たちの関係が緊密になったよね。上海の景色見ながら「いつか上海にファインドスターのグループ会社を作ってやろう」って意気投合してさ。あの時、俺24歳で藤原さん26歳くらいでしょ、あれからもう14年の付き合いになるね。藤原さん本当に上海に会社作っちゃったし。感慨深いね。
藤原:なべちゃんと僕のようにグループ会社代表になっても刺激を与え合う関係がグループの成長を加速させてる気がする。後輩でも、こいつ伸びてきたなぁとか、自分も負けてられないっていう焦りや競争心みたいなものも生まれるし、そういう環境が健全に働いてるよね。
渡邊:俺がワンスターを創業して、藤原さんがスタートアジアを創業して、これは負けてられないぞと次の自分の役割考えるからね。

 

 

“スタートアジアとファインドスターのこれから”

藤原:僕が海外に出たのは先に起業したなべちゃんの影響もあるね。最初ファインドスターに入って、既存事業を伸ばしてきた自負はあるけど、0から事業をつくる挑戦をしてないことにコンプレックスを持ってた。横ではなべちゃんが千葉(現ワンスター代表)と会社つくって急成長させてるんだから、焦るよね。それで当時グループとしてもそろそろ海外進出を考えようかっていう風潮もあって、これは0→1への勝負ができる絶好の機会だと思って迷わず内藤さんに、「僕にやらせて下さい」って。
渡邊:2013年だったよね、ひとりで台湾に渡って事業を立ち上げて、数年で日系通販企業の台湾進出市場を創った。2017年には中国進出、いまは東南アジアの事業も拡大させてるよね。
スタートアジアはいま7年で150人くらいの規模になってるけど、藤原さんの目標ってどこにあるの?
藤原:「僕が海外に出る」ということはファインドスターグループとして「藤原に投資します」ということなんだよね。内藤さんと会社が僕に投資をしてくれたからこそ、グループの中でも圧倒的な貢献をしなきゃいけないと台湾を立ち上げた時からずっと意識してる。海外でグループの半分以上の売上利益をつくるのが目標、それくらいやらないと圧倒的な貢献をしてるっていえない。海外はまだまだいろんなチャンスに恵まれていて、極端なことをいえばどの国で何をするかなんて制約条件なしに青写真が描ける。僕らそういう環境にいるんだからスタートアジアで1,000億をやるくらいの思考を持っていないとグループ自体も大きくはならない。これはグループに対する僕の責任だと思ってる。    
渡邊:藤原さんと話してて、いい十数年を過ごしてきたなと自分自身も振り返れたよ。だから、これからもっと大きいことを一緒にやっていきたいと思える。藤原さんから営業とは何かを学び、その後、自分はワンスターを創業し、ある程度成長させたと思ったら、今度は藤原さんが海外で事業を立ち上げて、って。更に難易度の高いところにいく藤原さんをみて、また自分の中に衝撃が走ったよ。去年スタートアジアにも久しぶりに行って、すごい規模の社員がいる社内の光景を見てすごく感動した。
藤原:僕ら性格も違うからこそ、刺激もありいいライバルでもあるね。あらためて実感するわ。
渡邊:そうだね。俺と藤原さんだけじゃなくて、他のグループ代表同士にもその刺激とライバル関係があって、色々なドラマがあるんだろうな。それがすごく面白い。
藤原:今のグループバリューの「共創と競争のあるコミュニティ」って、僕たちのあり方をすごく分かりやすく表現しているね。これからも頑張ろう。