BEARIS ONE CO.,LTD.

BEARIS ONE CO.,LTD.
CEO 山﨑洋志

設立 2016年10月
事業内容 ●タイ王国でのダイレクトマーケティング支援事業
VISION -
代表 1983年東京都生まれ、日本大学芸術学部卒。
2007年株式会社ファインドスター入社し、2010年に株式会社ワンスターに出向。
2012年株式会社ワンスター執行役員に就任。
2014年株式会社ワンスター取締役に就任。
2016年BEARIS ONE CO.,LTD.のCEOに就任。

Top Interview

「東南アジアのビジネス拠点に、タイを選んだ。」

ベアリス ワン設立の動機を教えてください。

好調なスタートを切った台湾のスタートアジアに続き、第2の海外展開として東南アジア市場を開拓しようと設立したのがベアリス ワンです。成熟市場である日本、すでに参入の多い中華圏だけにビジネスをとどまらせることなく、アジアに羽ばたくための戦略です。では、どこの国で創業するのか。創業1年前からFSGとして各国を回り、リサーチした結果、BEARIS ONE はタイに拠点を置くことになりました。国内で培ったダイレクトマーケティングノウハウを活かし、東南アジアに「ダイレクトセリング・ダイレクトマーケティング」市場を創造することを事業の目的としています。そのために、まずは日本の化粧品をタイでEC限定販売するという事業からスタートしました。

なぜ、東南アジアの中でタイに拠点を置いたのですか?

日本の数千円する化粧品を販売するにあたっては最も魅力的な市場環境にあるためです。一言でいうと、東南アジアの「真ん中」にあるのがタイであり、一カ国目としては最適な国であるという判断です。ひとりあたりのGDPが約5,900ドルほどであり、ASEAN主要国ではシンガポール・マレーシアに次ぐ規模に成長しており、人口が6700万人いるので一定の拡大性も見込めます。一人あたりGDPが高いが顧客対象が少ないシンガポール・マレーシア、人口が多いが一人あたりGDPが低いインドネシア・フィリピンと比較すると、ちょうどその真ん中ぐらいに位置するのがタイという国です。

その上タイは、親日国で日本商品への印象もよく、言葉も民族も基本的には統一されており、仏教国なのでハラルの様な宗教上課題がないことも魅力的な国です。

健康食品や化粧品を販売する地として、タイならではの特徴はありますか?

単純比較すれば所得差は日本と比較すると3倍以上の差がありますが、生活費が安くすみ、貯蓄をする文化がなく、保険や年金に掛ける費用も少ないため、嗜好品の購買力はその数字からは想像できないほど高い状況があります。
また、美容大国と呼ばれるタイは数年前まで東南アジアで最も大きな美容市場を誇っています。現在はインドネシアと同規模になっていますが、人口が5倍差のあるインドネシアと比較すると一人当たりの化粧品消費量は5倍あり、やはり日本の化粧品販売に於いては今最も魅力的な国と言える国の1つとなります。

「日本のダイレクトマーケティングをどうローカライズするか。」

タイでビジネスを成功させる課題は、なんでしょうか。

当然ながら、「日本のダイレクトマーケティングの手法を、どうローカライズするか」です。それには、タイの文化や国民性を熟知してユーザーに接し、広告展開をする必要があります。私共のビジネスの長けている点として、効果測定の容易さがあります。ダイレクトマーケティングは全てを数字化して計測・テストできるので、今タイで行われているマーケティング手法が本当に有効なのかどうか、タイ人も知らないその本当の効果を計測することが可能です。ダイレクトマーケティング市場が小さいタイでは効果計測を正確に行う企業がほぼいない状況にあるため、弊社がその効果を計測することでローカライズすべきポイントを絞り込んで、日本とタイのよい部分のマーケティング手法を融合させる事が可能です。

台湾より市場整備に時間がかかりそうですね。

確かに、日系の通販企業で成功企業が0であることを考えると、台湾にスタートアジアが参入した時以上に、市場は未整備な状況です。ただし、逆に言えばこれから伸びる以外にない100%成長を信じられるマーケットです。「タイにダイレクトマーケティングを根付かせたのがBEARIS ONEだ」と言われるよう、あらゆる手を尽くしている最中です。

海外でダイレクトマーケティングの会社を興すことが夢でしたか?

数年前までは、自分が起業するなど、考えていませんでした。2007年にファインドスターに新卒入社し、ワンスターに移籍。その後、CRM(顧客関係管理)のサービス開発を手がけ、顧客分析やメール配信など、ユーザーに長く商品を愛してもらうための仕組みを作り、サービス化してきました。やがてワンスターの執行役員になり、2014年にはワンスターではナンバー2になっていました。

ある意味、満足していました。とはいえ、ナンバー2ですので、ナンバー2の決裁しかしていません。大きな決断に関してはTOPが行っている状況を傍目に、「これでいいのか?」という疑問がわいてきました。すべての決断に責任を持つトップにならなければ、本当の意味で人の上に立つことなどできないのではないか。

やるなら、大きな事業を作りたい。そういう想いから、ファインドスターグループ資本で起業することで資本・リソース活用の側面からメリットが大きいと感じており、ワンスターグループの第一号としての起業を選びました。ファインドスターグループのグループ会社は、代表の経歴、資本関係、事業シナジー、人事権やオフィスなど様々な形態があります。本質的に理念への共感があれば、自分が取り組みたい経営スタイルでの事業スタートが可能であり、僕も僕が想うスタイルでやらせてもらっており、このようなグループ経営のあり方には非常に魅力を感じています。

「プライベートでも苦労の絶えない東南アジア。」

現在は、タイに住んでいるのですね。

そうです。嫁と3歳、1歳の子どもたちがこの間合流しました。まだ住み始めたばかりなので(インタビュー時2017年11月)バタバタしています。プライベートでも色々苦労は多いですが、子供が海外で住むことはメリットが大きいと考えており、妻と一緒に日々四苦八苦している感じです。何も言わずについてきてくれたことに感謝しています。

あとは言語もぼくにとっては大きな課題です。英語もタイ語も言語はほぼ0で赴任したのでかなり苦しみましたし、今も苦しんでいます。タイに住む前から英語のレッスンに通い、今も継続して英語の勉強は欠かしません。社内の言語として半分は英語、半分は日本語となっており、正直ぼくの言語能力が足かせになっている状況もあるので早く脱したいと思っています。

今後の展開・ビジョンは?

今はタイを拠点に、日本の商品をダイレクトマーケティングを活用して販売するというビジネスを展開していますが、これを色々な形で拡大させたいです。日本企業で成功事例を作ったらタイ企業のダイレクトマーケティング支援も行いたいです。また、東南アジアは1カ国1カ国の市場が大きくないので、ここで培ったノウハウをもとに、インドネシアやベトナムなど他国にも進出したいと思っています。

とは言え、はやり全く市場がないところに新しいビジネスを構築するというのは非常に難易度が高く、今はいち早く足元のタイ事業で成功させたいです。少なくない数のEC関連企業が撤退・事業縮小するEC市場で、市場を創造すること、ここにワクワクしています。短期的には3期目には単月黒字を達成するのが目標です。他国展開・他チャンネル展開なども含め、この東南アジアでFSGらしく、羽ばたいていきたいですね。

Business Overview

タイ王国でのダイレクトマーケティング支援事業

タイ王国での事業展開を総合的に支援。
タイ王国での通販事業の運営を代行。